カテゴリをトレイルランにしたけれど、半分ロードです。
平成24年1月22日(日)
第39回畝傍山一円クロスカントリーレースに参加してきました。
以前出場したのは、5年前。その時のタイムは41分30秒程度で、まだ20歳台だったので、入賞なんて、到底及ばず、8位か9位くらいだったかな?30歳台の部門であれば、そのタイムでも入賞できていたので、悔しかった記憶が残っています。そして、今回30歳をちょっと超えてリベンジに向かいました。
前日まで降っていた雨も止み、天気は晴れ。気候的には非常に走りやすいですが、クロスカントリーということで、路面のぬかるみが気になるところ。大会会場に着くと、前回と比較にならない程の人が来ていて驚いた。こんなに人がいては、また入賞が危ういなぁ。と弱気になってしまう。受付を済ませ、無料で配られているお汁粉を2杯頂き、ボチボチと着替え始める。いつものレースとは違って、なぜか緊張感の無い状態で、非常にリラックスして準備ができました。着替えを済ませ、前の部門がスタートしたのでスタートラインに並ぼうとすると、長女が“ぎゅっ!”と私に抱きついてきた。無言で抱きしめている娘を見て、寂しがっているのかな?と思っていたのですが、離れてから、「おとうさんに、元気をいーっぱいわけてあげたから、がんばって走ってきてや。」と。嬉しくてたまりませんでした。もう、がんばるしかありません。気合を入れて、一番先頭に並びました。
そして、迎えた11時50分、号砲と共にみんなダッシュ。直線で走ると、目の前に障害物があるので、みんなそれを避けるためか、ライン取りのために必死で走っている。私もその1人。だれが30歳台なのか、全くわからないが、自分の中では、前に2人は30歳代がいてると思っていたので、このままの順位をキープすればとりあえず入賞はできそうだと感じていた。
1週目の畑のあぜ道で、1人パスした。なんとなく30歳台に見えたので、一つ順位が上がったかな?畝傍山の登りでは、逆に抜かされ、そして下りではまた抜き返した。2週目は、橿原神宮の辺りでペースが落ちてきたランナーを2人程パス。だが、若そうだった。一周目と同じように、畝傍山の登りで抜かされ、また抜き返す。(私は下りが結構得意なんです。でも、登りは苦手。)そして、ロードに出てからは、すぐ後ろをずっとついてきている足音に恐怖を感じながら必死に走りました。ここで抜かれてたまるか!と。娘の元気もいっぱいもらったんだから、ここで巡航してはいけない!常に攻めなきゃ。最後のコーナーを曲がってさらにスパート。無事抜かされること無く、ゴールへ。
完走賞を渡されたとき、「1位」と言われ、しばしキョトンとしてしまいました。速くても2位だと思っていたので。。。最後に負けるまいとがんばっていた相手は高校生だったようで、そこまで頑張らなくても良かったみたいですね。
ゴール後、家族のもとへ指を一本立てながら向かうと、「まじでー、凄いやん!」と抱き合って喜びました。家族のおかげで目標の入賞ではなく、優勝できました。力をくれた娘、娘達の面倒を見てくれた親父、いつも応援してくれている妻、みんなありがとう。
部門:一般男子の部B(30歳〜39歳)
距離:10km
タイム:38分35秒
順位:1位/129名(エントリー数)
人生初トロフィーです。以前の記録とかを見ていると、今年はラッキーだったのかもしれませんね。
実は、妻も今回参加していて、無事完走しました。普段の練習があまりできない中、素晴らしいと思います。
部門:一般女子の部B(30歳〜39歳)
距離:6.5km
タイム:32分30秒くらい
順位:9位/80名だったかな?(エントリー数)
また来年、エントリーを忘れなければ走りたいと思います。