ゴール後、宮崎選手のゴールを待ちたかったのですが、子どもたちのこともあってすぐに駿河健康ランドへ移動しました。
とりあえず身体をさっぱりと洗い流します。
足についているキネシオやコンピードを剥がしましたが、まだこの時は痛みに耐えられる状態だったので、この時に剥がしておいて良かったです。
翌日以降だったらどんなに辛かったことか。
さっぱりした後、お楽しみのビールを飲みに食堂へ行きました。
大会中は飲んでしまうと行動ができなくなりそうで、飲むのを控えていました。
我慢していた分、余計に美味しかったです。眠いだろうに父親も付き合ってくれました。
その後、部屋へ眠りに行くとベッドが妻&子ども達に占拠され、私の寝るスペースがありません。
仕方がないので、床の上にごろり。それでも、これまでの環境と比較すると非常に快適でした。
1時半ごろに就寝。
翌朝は、7時半位に起床。
子ども達は、前日お風呂に入っていないので、朝からお風呂へ連れて行きましたが、
身体の動きが普通でない中で、子どもをお風呂に入れるのはなかなか大変な作業でした。
その後部屋に戻ると、妻が足をマッサージしてくれました。
朝食を食べてから帰り始めたのですが、この辺りから歩くのが困難になってきました。足が本格的にむくみはじめ、クロックスが履けなくなり、マメも前日の倍に成長していました。
そのマメがどこかに触れると激痛が走ります。駐車場に止めてある車に移動するのにも随分時間がかかりました。
小指のマメだけでなく、かかとのマメ、足裏全体の痛みが時間の経過と共にひどくなり、お昼前にはとうとう自分の力で歩けなくなってしまいました。
休憩の際には妻に寄りかかりながら、なんとか帰宅しました。
その日は帰宅後すぐに就寝。
翌日、マメが痛むので病院へ水を抜いてもらいに行ったのですが、病院では、大会のことを話すと、呆れられました。
水を抜いてもらって、少し痛みが和らいだのですが、足裏全体が体重を掛けると痛むため、松葉杖を貸してもらいました。人生初松葉杖でした。
この時がむくみのピークだったような気がします。
象の足のように足首のくびれが無く、ふくらはぎと太ももは、普段の1.5倍はあったのではないかと思います。
身体全体が水分を保持しようとしていたようで、スタート時に59kgだった体重が、測ってみると65.5kgもあり、これまでの人生で一番の体重になっていました。
ゴール後の初出勤ではまだ松葉杖をついてないと不安な状態で、職場で注目を集めてしまい、ちょっとめんどくさかったです。
その日の帰宅時には日常の雰囲気に身体が対応してきたのか、松葉杖が無くても歩けるようになっていました。
そして、足のむくみは1週間ちょっとでほぼなくなりました。
むくみは無くなったのですが、足の指先のしびれた感覚は、スタートから1ヶ月経った今もまだ残っています。
少しずつマシになっている気はするので、いつかは回復するのだろうとは思いますが、早く良くなってほしいものです。
トレーニングを再開できたのは、ゴール後10日が経過した8月29日でした。
登りのトレーニングはやる気が起きず、平地を走るコースにしたのですが、ペースは全く上がらず、脚はすぐに走るのを嫌がり始めました。
結局復帰トレは、5㎞で終了という情けないものでした。
超回復はどうした?って感じです。
身体の芯に残っている疲労がなかなか取れず、TJAR前と同様のトレーニングに戻れたのは9月6日頃でした。
ゴール後18日目を経過して、ようやくまともに走れるようになりました。