3年ぶりの更新(笑)
TJAR2018選考会
6月23日、24日の2日間にわたりTJAR2018の為の選手選考会に参加してきたので、なんとなく記録を残しておこうかと思います。
とりあえず、無事完走できました。
今回は胃の調子が良くて、吐き気もなく補給もしっかり出来ていました。
ただ、お腹がゆるくなってしまい常にお尻をキュッとした状態での行動を余儀なくされました(汗)
到着予想タイムと、実際のタイムはこの通り。
1日目 スタート6:00
入野谷 予想8:50 実際8:30
仙丈ケ岳 予想15:15 実際15:15
両俣小屋 予想18:30 実際18:28?
2日目 スタート2:00
仙丈ケ岳 予想5:30 実際5:30
北沢峠 予想7:15 実際6:45
仙流荘 予想9:45 実際9:28?
前日の22日には大阪の針中野にあるフィジカルケアで身体をほぐしてもらい、万全の体調で望むことが出来ました。しかも、そこで“ずーみん”こと吉住友里さんに会うことができて、「応援してるから!」と言ってもらえるという嬉しい出来事も♪
初日のロードは村上さんと一緒に途中までしっかり走ることができたお陰で、予想以上に早く入野屋に到着しました。
予想タイムとの相違が大きいと失格にされてしまうのですが、入野屋での相違は20分。まぁ、許容範囲でしょうか??この20分はラインオリエンテーリングのCP確認に存分に使えました。
柏木までのロードはつづら折れに登っているのですが、最後のヘアピン部分で地図を見るとショートカットするようにルートはトレイルに入っていました。過去の選考会時や2012年の本大会でもこのショートカットトレイルを使っていましたが、これが正規ルートになったのか!?と驚きました。
しばらく進むと、ラインオリエンテーリングのCP“A"が!!!びっくり。こんな近くに出てくるなんて。でも、ちゃんと地図を見てルートを辿っていれば見つけられるけれど、地図を見てなくてロードを進んでいたら見つけられないという考えられたポイントだと思います。この罠?にかかった選手はたくさんいるんだろうなぁ~。
松峰小屋手前で“B”。2422mのポイントを過ぎた鞍部に“C”。もうすぐ仙丈ケ岳というところで“D”が現れた。正解しているとは思うけれど、どうだろうなぁ。NHKのカメラマンに「サムリーディングで自分の位置を把握しながら進んでるんです。」とか偉そうに言ってたのに、これで間違ってたら恥ずかしすぎるわ。
14:15に仙丈小屋に到着し、カップラーメンを2つ注文。今回は胃の調子が良くて、行動中けっこうお腹が空いて、翌日分の行動食にもちょっとだけ手を出してしまったくらい。特にエネ餅がおいしく食べられた。これは本番でも必要な行動食!
15:00に小屋を出発。
15:15仙丈ケ岳通過。ここで予想時刻とぴったりになりました!
ラインオリエンテーリングでの場所確認や小屋での休憩時間があったので20分の相違が解消~。
大仙丈ケ岳から下ったところに最後のラインオリエンテーリング“E”がありました。これでやっと気楽に行動できるようになりました。
高望池ではフィールドチェック。
行動中に捻挫したと仮定して今自分が持っている装備で15分以内に対処するという課題。普通にテーピングするだけでしたが、雨で濡れて引っ付かない。。。アンカー、スターアップ、ホースシュー、フィギュアエイト、ヒールロック。とりあえずこれだけやっとけば普通なら固定できる!というテーピングですが、終わった後飯島さんにグリグリ動かされ、、、若干不安が残る出来映えでした。
それが終わると両俣小屋まで何にもありません。
途中で時間調整している方を数名パスして、私は18:30ちょっと前に到着。
地図を提出(地図は印を付けるたびに雨に打たれびちょびちょ。。。)入野屋と仙丈ケ岳の通過時刻を報告し、露営技術のチェックへ。
ストックシェルターを張るのに不安は無いのですが、何となく緊張。
スタートの合図でザックを下ろし、ストックを出そうとするが、なぜかストックがザックの紐に引っかかって取れない!!
焦る!
ひとまず落ち着け。と深呼吸し、落ち着いてストックをまず取り出して組み立て。
シェルターを出して広げる。
ストックを2本とも入れる。
頂点をペグダウン。
反対の頂点を引っ張りペグダウン。⇒この時点で自立する。
両サイドをテンションかけつつペグダウン。
荷物を投げ入れ、自分も飛び込みチャックを閉める!「はいっ、終わりです!」
そして4方向3kgの力で引かれましたが、恐らく耐えているはず。
時間は多分2分位かなぁ?とりあえず素早く正確にやったつもりです。
それが終わったら自分の寝床を探して改めてシェルターを設置しました。
夕飯を食べようと思ったら、そこで胃腸が反乱を起こし始めて、断固拒否の雰囲気。
仕方ないのでフリーズドライのトン汁と尾西の白ご飯2口だけ食べて就寝。
それほど寒くなく快適な夜でした。
翌朝0:30起床
食べなきゃ行動できないので、トン汁と昨日の残った白ご飯を食べ、もう一つ白ご飯を食べました。
カロリー的には800kcalぐらい。仙丈ケ岳まで持つかな?
奥島さんが朝の寝ぼけ顔を撮ってくれました。ストックシェルターへにゃってなってますね(;'∀')
1:50 集合し、飯島さんから注意事項等の説明があり、2:00スタート。
選手ではないけれど低体温症になられた方が居られたとのこと。
無事で何よりでしたが、自分も気をつけなければ。
2:30 野呂川越
5:30 仙丈ケ岳
6:45 北沢峠
仙丈ケ岳から北沢峠までは、フォトロゲ生駒2015で間瀬ちがやさんをゲストに招いた際、一緒に走ってくださったkさんと一緒に行動。
ペースは遅くも早くもない良い感じで、お話しながらだったのであっという間に到着しました。
北沢峠到着予想時刻は提出したものは7:15だったんですが、自分の頭の中では6:45だったんです。
ぴったり!と思って喜んでいたのに、後で自分の書いた予想時刻が7:15となっているのを見て「俺のあほー。」
とつぶやいてしまいました。
北沢峠でカルピスウォーターを飲んで、最後のロード20kmほど。
ゴール予想時刻は9:45なので、約3時間もある。
ちょっと走ると、以前箕面市のちゃりらん屋でお会いしたことのあるYさんに追いついたので一緒に進むことにした。
途中で朽見さん、新藤さんが爆走してあっという間に過ぎ去っていきました。さすが!
つづら折れのロードは嫌いなので4分30秒/kmでやっつける。(このペースでも結構しんどいんす。)
やっつけ終わって赤い橋のところでふと、早過ぎると思い始め歩く。
最後の方は沢山の方に抜かれまくり。負けず嫌いなので、つい走ってしまいそうになるがそれを何とか我慢して、なるべく予想時刻に近づけてゴール。9:28?あやふや。
ゴールしてからは筆記試験。
これが、我ながら出来が悪い。これで落ちても仕方ないな。
しかし、TJARの選手や実行委員会のメンバーは良い人ばかり!
TJARに魅力を感じるのは大会自体のコンセプトやコースだけじゃなく、本戦に出たTJAR戦士の皆さん、実行委員会メンバーの人間的な魅力も大きいと思います。
今回落選しても何も文句は無いですし、こんなに楽しい選考会に参加させてもらえて非常に満足です!
それと、2014年は本戦に出たもののすぐにリタイヤというイマイチな結果だったのに、2014年のメンバーに「あ、福山さん!」と声をかけられたり、応援してくれたり。
わかっていながら「あれ?何してるの?スタッフでしょ?何で選考されてるの??」って突っ込んできてくれたり。
一緒に戦ったメンバーとしてなんとなく受け入れてもらえているのかも。と思えたのがすごく幸せでした。
選考会では色々なことがあったみたいですが、個人的にはすごく楽しい2日間を過ごすことが出来ました。
実行委員会の皆様、スタッフの皆様本当にありがとうございました!
写真はこちらから頂きました。ありがとうございます!
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2007062266011954.1073741910.738785166173010&type=1&l=01cbad8b2a